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東京都交通局都営地下鉄を運営している。

 

かつては東京都議会で、都営地下鉄男性専用車両の導入を求める陳情が出されたこともある。

 

公営企業委員会速記録第七号
平成二十三年九月十五日(木曜日)
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/kouei/d3080182.html
〇田中委員長 次に、陳情の審査を行います。
 二三第三二号、都営地下鉄における男性専用車両の導入に関する陳情を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

〇小泉電車部長 整理番号一、陳情二三第三二号、都営地下鉄における男性専用車両の導入に関する陳情についてご説明申し上げます。
 この陳情は、港区にお住まいの丸橋さんから提出されたものでございます。
 陳情の要旨は、第一に、男性利用客が懸念を示している痴漢冤罪という社会問題に対し、鉄道事業者が行うべき対策として、都営地下鉄において、男性客が安心して通勤通学できるよう、都営地下鉄に男性等に配慮した男性専用車両を導入すること。
 第二に、他事業者に先駆けて、性別によって待遇差をつけることがない適正な運用を示すこと。
 以上、二点でございます。

 

 

また、西武鉄道株主総会で、一定数の株を保有している株主が「男性専用車両」を株主提案したこともある。この件はマスコミでも(主に日経新聞で)大きく報道されたので、知っている人も多いと思う。
2009年6月24日に開催された西武ホールディングスの第4回定時株主総会では、痴漢および痴漢冤罪の防止を目的として、株主が西武鉄道に対して男性専用車両の導入を提案。

 

大阪市交通局では2008年2月1日に痴漢冤罪事件が発生した後に、男性専用車両の導入・男女の乗車車両の分離を要望するメールが殺到したことが「ZAKZAK」で2008年3月21日に報じられた。(男女組んで、痴漢でっち上げで示談金を得ようとした事件。年下の男性と別れた女性が、事情を告白して、示談金を得るためのでっちあげ事件と判明した)このように判明するケースは少ないだろう。なぜなら、当該男女の交際が順調であるかぎり、事件は露見しなかったからだ。

 

また雑誌への意見広告で言えば、月刊『正論』には過去2008年8月号など、男性専用車両の導入を求めて意見広告が3回も掲載されている。

 

私自身はラッシュ時に電車にのることは少ないが、メディアの報道を聞いている限り、捜査は公平には行われていないようで、ある意味警察も被害者だろう。
したがって、男性専用車両が、せめて都営地下鉄で導入される必要がある。もっとも、全鉄道で導入されるのが望ましいが。

 

痴漢でっち上げ被害をテーマにした「それでも僕はやっていない(監督 ;周防正行)」という映画も作成されているようであり、現実の有権者のニーズに対して、行政の対応の遅れが目立つ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%82%82%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%81%AF%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84
↑『それでもボクはやってない』は、2007年(平成19年)1月20日に公開された日本映画。

 

 

一日も早く「東京都営地下鉄」で男性専用車両が導入されるべきだろう。