トランプ大統領の支持率は各州及びワシントンD.C.で低下している。

大統領就任から2年近くが経った後、アメリカのトランプ大統領の支持率は各州及びワシントンD.C.で低下している。

世論調査会社モーニング・コンサルトは、各州ごとのトランプ大統領の支持率を毎月公表している。同氏が大統領に就任した2017年1月、多くの州でトランプ人気は高かった。トランプ大統領を支持する人のパーセンテージから支持しない人のパーセンテージを引いた純支持率がマイナスだったのは、6つの州とワシントンD.C.のみだった。

トランプ大統領の支持率は中部や南東部の熱心な共和党支持の州で最も高かった一方で、西海岸や北東部のリベラルな州と中西部のいわゆるスイング・ステート(激戦州)の一部で最も低かった。

Trump

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2018年11月の直近の調査でトランプ大統領の支持率は、サウスダコタ州ワイオミング州の4%からニューメキシコ州の33%まで、全ての州及びワシントンD.C.で低下した。25の州及びワシントンD.C.で、トランプ大統領を支持する人を支持しない人が上回った。

2016年の大統領選でヒラリー・クリントン氏が勝った全ての州で、トランプ大統領の不支持率は、しばしば2ケタ差をつけて支持率を上回っている。ウィスコンシン州ミシガン州ペンシルベニア州アイオワ州アリゾナ州といった主要激戦州でトランプ大統領の純支持率がマイナスであることにも注目だ。