2020/04/01-08 tsu落札分 "Latitude 15 3570 15.6 DDR3L 最大搭載可能メモリ16GB(DDR3L x2枚使用可能)"メモリーやHDDの換装が割合楽

以前日記では取り上げたのですが、NTT-Xストアの「X-DAY」で買えてしまったので、リビング用のPCとして使うことにしました。

 

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今まではHP Pavilion dv6iというモデルを使っていて、無線LANモジュールのアップグレード(たまたまHP製ノートPC用のモジュールが安く手に入ったため)とSSDの搭載で何とか今でも問題がない程度の性能は発揮していたのですが、最近どうも動作の不安定さが見え始めていたので、そろそろ劣化した箇所が増えたかと思っていたのです。avilion dv6iは初代Core i5-430M搭載機であり、さすがにCPU性能の見劣りはあったのですが、ディスクリートGPUのGeForce GT230Mを搭載していて、この世代の性能的に厳しくなっているCPU内蔵グラフィックスを使わなくても良かったことが幸いしていたのでしょう。随分くたびれた状態ではありますが、はっきり言ってしまえば、たまたま今回このLatitude 15 3570が手に入っていなければ、直ぐに入れ替えようと思う状態ではありませんでした。

 

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DDR3Lメモリが使えます

デルのメモリをアップグレード - 8GB - 2RX8 DDR3L SODIMM 1600MHz | Dell 日本

www.dell.com

 

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というわけで、Latitude 15 3570購入後も環境整備がなかなか進まず、結局3ヶ月ほど惰性でPavilion dv6iを使い続けたことになります。ただ、年賀状の作成の時には新PCに移行しておこうと考え、12月に入ってから環境整備をはじめ、先日ようやく入れ替え作業が完了して使用開始となりました。

 

 

 

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DELLのLatitudeシリーズは厳密に言えば法人向けの製品ラインなのですが、だからといって特別に何かがある訳ではありません。強いていえば添付品やプリインストールアプリケーションが、個人向けと比べるとよりシンプルという程度でしょうか。一応格安製品ラインのVostroよりは信頼性は高いという位置付けらしいですが…。

 

 

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添付品は電源アダプターセットとリカバリーメディア(8GBのUSBメモリー)、Microsoft Officeのライセンスカード、小冊子程度となっています。

 

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こちらが本体です。仕上げに凝っていたPavilion dv6iと比べると、いかにも無骨なオフィス向けPCという外観です。

 

 

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側面の端子類です。USB3系統)、HDMI、VGA(D-sub 15P)、イーサネット、SDカードスロット、オーディオ(3.5mmミニ)程度でしょうか。まあ、必要最低限は十分に揃っていますが、出来れば右側面のUSBも2本欲しいところではありました…。

更新: 2017/12/31
総評

コストパフォーマンスは文句なし

取り敢えず、購入時点でのスペックは以下の通りでした。

 

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・CPU Intel Core i3-6100U (2.3GHz)

・RAM DDR3L-1600 16GB (ソケット2)

・HDD 500GB 2.5" SATA

・OS Windows 10 Pro 64bit

・モニター 15" HD (1,366×768 Pixel)

・Microsoft Office 2016 Personal付属

 

 

これではさすがに数年戦うような構成ではありませんので、メモリーとHDDは交換しました。

 

 

 

まず、メモリーは同等スペックですが、2枚組で余っていたこちらに交換して、8GBかつデュアルチャンネル動作可能にします。

 

 

そしてHDDは余っていたSSDの中では容量が大きめでスペックが手頃なこちらに換装しました。メイン級のデスクトップに使うほどの性能ではなく、それでいて性能面では十分余裕があるものという意味での選択です。HDDの中身をアーク情報システム製の「HD革命 CopyDrive Ver.6」でコピーしてそのまま換装しています。

 

 

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光学ドライブ非搭載ということで、「楽々はがき 2018」のセットアップには外付けDVDドライブを利用します。これが済んでしまえば、光学ドライブを使う機会もそう多くは無いでしょう。

 

ちなみに、Latitude 15でもこの3570型番のものはメモリーHDDの換装が割合楽(ビス2本を外して、裏板の一部を開けるだけ)なのですが、他の型番のモデルではキーボードを外すなどしなければそこまでたどり着けないモデルもあるようです。ただ、DELLの場合はどの穴にどのネジを使うかが明記されている辺りは親切といえます。

 

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例えばこの写真の例では、M2.5の5mmネジを使えば良いと明記されている訳です。実際の分解にはネジを外すだけではなく、本体に無数にあるツメを外すという作業が必要となるため、かなり面倒ではあるのですが、それでも以前分解したLet'snoteよりはまだ親切です。

 

さて、家族用PCということで性能測定等は特に行っていませんが、さすがにPavilion dv6iと比べても動作は大幅に快適になりました。Windows 10は家族に不評ではあるのですが、Pro版であるため更新の制御等もある程度可能なのは有難いところです。仕事の検証目的でWSUS(Windows Server Update Services)環境はありますので、ある程度管理や制御も設定しておけますからね。

 

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約4万円のPCとしては、性能やソフトウェア環境には文句は全くなく、コストパフォーマンスという意味では素晴らしいものがあります。さすがに法人向けモデルであり見た目がsimpleですが、それも価格を考えれば十分に納得できる範囲でしかありません。

 

ただ、常用するのであればやはりメモリーは最低8GB以上、そして起動ドライブのSSD化は考えておいた方が良いでしょう。それだけで別物のような快適性となります。