UUUM株式会社執行役員CTOを退任します

UUUM株式会社執行役員CTOを退任します - btoメモ

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UUUM株式会社執行役員CTOを退任します

おはこんばんちは!! 尾藤 a.k.a. BTO です。

2015年4月に技術顧問として参加し、2015年6月に執行役員CTOとして入社したUUUM株式会社を退職します。2019年12月27日が最終出社日で約四年半在籍したことになります。正確にはまだ有給消化中で在籍はしておりますが、近いうちに正式な退職となります。

何をやってきたか

入社した当初はほぼエンジニアのいない組織で開発を外注に丸投げしている状態で、ディプロイは手動SCP、テストも書かれてない、コード整形もされてない、DBのスキーマ変更はメールでALTER TABLE文を共有するなど、散々な環境でした。今では約30人規模の開発組織を立ち上がってて、10個ほどのプロジェクトを(技術的には)大きな問題もなく開発できる体制まで成長させることができました。とあるITコンサルの会社からも、他のベンチャーや大企業と比べてもレベルの高い技術力を持った組織だと評価をいただくことができました。自分で言うのもなんですが、エンジニアリングのバックグランドのない会社でここまでの開発組織を作ることができたのを少し誇りに思っています。

入社した当初は社員数は40人程度で、今では450人にもなり、入社してから10倍以上になりました。この短い期間で拡大路線を続け疾走していく会社の中で働くことができ、自分自身も大きく成長することができました。IPOも経験することができたし、ベンチャーから大企業に変化するなかで戸惑うことも多かったですが、ベンチャーにいただけでは理解することのできない大企業ならでは事情や動きを間近で見ることができたのは貴重な経験でした。

なぜ辞めるのか

会社が大きく成長するにつれ、ベンチャーと比べるとどうしても動きが遅くなってしまうことが増えてきました。誰が悪いとかではなく、これはもう必然の出来事なのでしょうがないなと思いつつ、納得できない自分がいました。自分は性格的に自由と刺激を求めるタイプなので、もっと違うことや新しいことをやっていきたいという思いが強くなってきました。開発自体も安定して回るようになってきたので、自分の存在意義も薄れていく(会社としては人に対しての依存度が下がるのは良い傾向)なかで、そろそろ後進に道を譲って、自分は違う道に進もうと決心しました。

UUUMは今後も成長し続けます。第7期第2四半期の決算も増収増益でした(株価は暴落していますがw)。会社の中にいて、その勢いを感じてきた人間だからこそ断言することができます。今後は社員としてではなく、一株主として UUUM の未来を応援していきたいなと思っています。

次どうするの?

まだ何も決まっていませんが人伝でいくつかお話をいただいたり、お手伝いさせてもらっています。しばらくはいろんな方とお話させていただきながら、今後のことを決めていきたいと思っています。ですので、会社訪問とかお茶とかランチとか飲み会とか行かせてもらいたいです!!少しでもご興味がある方はご連絡ください。調整して伺わせていただきます。

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