★工事の見積もりに、学ぶこと★

 とあるマンションの工事。床を修復すると言う内容。最初に、そのマンションの工事を担当している業者に見積もりを依頼する。すると、2日後くらいに、4万8000円の工事費用見積もりが来たそうだ。
 次に、その近辺にあるホームセンターがリフォームもやっているということなので、そこからも見積もりを取ることに。で、電話すると「工事担当者から電話をかけさせます。」とのこと。で、翌日になっても電話が来ないので、再度、こちらから電話をする。すると、「再度、工事担当者から電話をさせる」ということ。
 数時間して着信があったので、かけなおしたとのこと。すると、「○○○(ホームセンターの名前)の方ですか?」とたずねると「○○○(ホームセンターの名前)ではありませんが、工事担当のものです」との返答。完全に外部の業者なのだろう。で、前回の見積もりから、予算は4万8000円である旨を告げる。
 で、現場を見るために来るその日の朝に、工事担当者から、わたしのほうは別の用事が入ったので、来れないとのこと。で代わりのものがいくとのこと。(つまり、先日の電話から後に発生した用事を優先したのだと思われる)
 で、代わりの人が来る。十代くらいか。
 で、最初の業者と同様に、段差を埋めてほしい趣旨を伝えると、それをやるとカネがかかるとのこと。垂木を使って床を作ると高くなるので、当初の予算(4万8000円)におさまらないとのこと。なので、両方のケース(垂木を使う場合、使わない場合)の見積もりを出してもらうことになった。

 さて、冒頭の業者は2日程度で見積もりを出した。その別の業者は、一週間経っても見積もりが出てこない。というわけで、最初に見積もりを出した業者と、話を進めようとしていた矢先、別の業者から「請求書在中」と書かれた封筒が到着したと言いう。
 で、その「請求書在中」と書かれた封筒を開封したところ、当初に伝えた予算(4万8000円)を超える6万5000円の見積金額があったとか。ちなみに、見積もりは2つの場合の分を出すというハナシだったが、それ一種類(つまり、垂木を使わないほうの見積もり)だけだったとか。
 あと、見積書の封筒は、差出人住所が書かれて居なかったとか。

 不景気であるとか、いろいろ言われていますが、こういう営業のあり方で、絶対的に差が歴然とするものです。やはり、つぶれる会社、つぶれない会社は、そういった点が違うのではないでしょうか?との感想だった。

 私も、そういう話を、他山の石として教訓にしたいものだと思います。