葛西敬之氏がWILLに発表している文章が良い。

 保守系雑誌なのに、元号ではなく西暦を使用する雑誌"WILL"。
 そのWILL(2013年10月号)に葛西敬之氏が発表している文章が良い。
 葛西敬之氏は鉄道会社の経営者(会長)であり、鉄道会社の経営と、電力会社の経営を比較して、原発再稼動の必要性を指摘している。

 つまり、鉄道会社は「人件費」の比重が大きいが、電力会社の場合は「燃料費」の比重が大きいので、民主党がやったように「人件費」の削減をやっても発電コストは下がらない点を指摘している。
 したがって、燃料費を下げる以外に発電コストを抑制する手段がないという事実を客観的に指摘している。
 さすがですな。