さてJPYは低金利、NZDは高金利

現在、日本政府の歳出の25%が国債の返済(償還)であることもあって
日本政府は低金利政策を取らざるをえない。
ちなみに、日本の政策金利(無担保コールレート)は0.25%である
さてFXは、やっていないのですが、金曜のチャートから、NZD、JPYの移動現象を観てみたい
よくFXで利益を出すのは難しいとか、投資家の9割が撤退するということが指摘される「投機」
が、いわゆる外貨証拠金取引であるが、最大で何回、0.2円以上の利益を出す機会があったのだろうとチャートと共に観てみたい。



まず、上記の画像からも、外貨の取引は、金曜の午前5時54分ごろに終了する。

6月5日は、要人発言があったことから
(たとえば、日銀が円安歓迎をすると解釈される発言をする、連邦準備銀行が米ドル高を容認する発言をするなど)
USD/JPYの為替相場は、おおきくゆれたようだが、同日の他通貨のペア(NZD/JPY)を観てみたい。

上記のチャートから、0.2円以上移動した回数と、所要時間を出してみる。
(約定時刻と金額は、チャートから読み取れる程度に適当かつ曖昧)

88.700 05:00 ごろ
+0.2
88.900 09:00 ごろ(所要時間4時間)
−0.4
88.500 15:00 ごろ(所要時間6時間)
+0.3
88.800 21:00 ごろ(所要時間6時間)
−0.2
88.600 03:00 ごろ(所要時間6時間)
+0.2
88.800 11:00 ごろ(所要時間8時間)
+0.2
89.000 21:00 ごろ(所要時間10時間)
−0.4
88.600 21:00 ごろ(上記の89.000の約定とほぼ同時)
−0.2
88.400 22:30 ごろ(所要時間1.5時間)
+0.2
88.600 24:00 ごろ

したがい、NZD/JPY で 0.2円 以上の上下があるのは、1日で9回ということになる。
全部の上下をキャッチできれば、1.8円×通貨単位数の利益ということになるが
始値が88.700で、終値が88.600という通貨でも1日単位(15分足)で見れば
変動はあるというものである。
したがい、スイスフランEURとのペッグを解消した際の乱高下などは、投資家にとっては予測もつかないものなのだろう。

88.600 を指値として買い注文を出してIFDで0.2で利益確定という方針を維持すれば3回キャッチできたことになるので、0.2円×3回=0.6円の利益確定ということになる。