人間はなぜ預金をするのか?預金するリスクについて

人間はなぜ預金をするのか?
Why do people deposit money into bank accounts?

(1)利子所得(interest income):預金をすれば利子を得られるのが通常であった。とりわけ経済が成長していた時期においては、市場に現金が出回ることを防ぐために(インフレを防ぐために)年利5%の金利が付与された。しかし、現在では定期預金の利子は年利1%を割っているので、利子所得を目的に預金をする者はいない。

(2)盗難予防(prevention against theft):現金を自宅の金庫で保管しておくと、盗難のリスクがある。たとえ金庫による保管であっても。したがって銀行に預金する次第。しかし、ペイオフ解禁により、預金保険機構が保証するのは預金額のうち1000万円までであり、1000万円を越える分は、没収の対象となるので、没収の危険性を預金で回避できるとは限らない。
また、預金は貸付ではなく、国債で運用される時代になっており、国債が超過発行されているので、預金封鎖のためのマイナンバーがすでに全国民に付与されており、常に預金は、預金封鎖国債との相殺)の危険性が高く、自己の預金を引き出せないリスクがある。