日経:在留資格の虚偽申請容疑 行政書士ら逮捕、京都

在留資格の虚偽申請容疑 行政書士ら逮捕、京都

2020/1/16 19:25
 
 
 
 

外国人の在留資格を不正に取得するため虚偽の申請書を作って入管に提出したとして、京都府警は16日までに、行政書士、西秀樹容疑者(46)、ネパール国籍のアディカリ・ニーラム容疑者(26)ら男女計3人を入管難民法違反(虚偽申請)の疑いで、逮捕した。

逮捕容疑は2018年6月と19年6月、大阪出入国在留管理局京都出張所に「(ニーラム容疑者が)京都市内の旅館で、広報やホームページの運営管理業務に従事している」などと虚偽の内容を記載した申請書を提出し、不正に在留資格を更新した疑い。

府警によると、申請したのは専門技術や知識を生かす「技術・人文知識・国際業務」の資格だったが、ニーラム容疑者は旅館で配膳や清掃など資格外の単純労働をしていた。

ニーラム容疑者が雇用されていた京都市南区の人材派遣会社は、他にもネパール人ら外国人約40人を複数の現場で不法就労させていたとみられる。〔共同〕

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54477050W0A110C2000000/