平成の大演説会(水島総・西村眞悟)に参加


チャンネル桜が主催(形式上は出版社と共催)する「平成の大演説会」に参加。
入場まで列ができて待機していると、その列で待っている人達に対して、熱心にビラを配布する人物がいた。村田春樹氏である。


村田春樹氏が配布していたのは「6月22日 全国一斉日韓国交断絶行動」のビラである。

ちなみに、当該イベントの主催(共催)である水島総氏は「(日韓断交デモなどの激しい言葉を指して)ヘイトスピーチはやめろ」と主張したことがある。

https://www.youtube.com/watch?v=agIUzGdnYw8

その「チャンネル桜」が共催するイベントで、チャンネル桜に頻繁に出演している村田春樹氏が「日韓断交デモ」のビラを配布している。
たしかに放送や公式の場では、水島氏は「日韓断交デモ」を否定しているように見えて、実際のところ、主たる出演者(チャンネル桜は、同じ出演者が繰り返し登場する傾向があるが)である村田春樹氏に、チャンネル桜共催イベントで「日韓断交デモ」への参加を呼びかけるビラを配布させているのだから、実際のところは、支援しているということになるのだろう。

フレンドリーに対応してくる村田春樹氏に「お元気ですか」と話すなど、短時間のコミュニケーションを取った。村田春樹氏は常ににこやかであり、それが彼が愛される原因だろう。


個人的には、日韓断交デモに参加したことは無いので判断できないが、韓国の中にも「日韓断交」を主張する議員もおり、領土問題・歴史認識問題を抱える以上、ある程度の日韓断交はやむをえないのではないかと思っている。
ちなみに、中華民国(台湾)とは正式な国交はないが、人物の往来は可能である。また台湾から半導体製品を日本は輸入している。(携帯電話のHTCは台湾の会社 参考:http://www.au.kddi.com/mobile/product/archive/smartphone/dp/isw12ht
したがって、大韓民国とは一時的な断交もありうるんじゃないかと思う。(日韓基本条約が遵守されていないので)

これが日韓断交デモの様子だろうか?↓

詳細がよくわからない。


 さて、講演会での演説内容としては、水島総氏が「(安倍晋三アメリカいいなりと言われているが)アメリカは安倍晋三を危険人物と認識していますよ」と話して、「日本はポンコツの中古自動車のようなもので、エンジンは日本国憲法」と表現し、「自動車教習所のように、運転手の横に教官として米国が座っている」と米国批判。そして、「アメリカに批判的な言動をする政治家は、中川昭一のように処分されてしまうんです」と説明する。
 もし水島総氏の説明するように「安倍晋三アメリカで危険人物視されている」というのであれば、安倍晋三氏も中川氏のように始末されているはずだが、現実はそうではない。
 あと、個人的に、米国の名誉のために言っておくと、中川昭一氏の死因は「同年10月4日、東京都世田谷区の私邸2階の寝室で倒れているところを、郁子夫人によって発見された。東京消防庁による救急搬送先で死亡が確認されたが、実際の死亡日時は発見前日の10月3日と推測されている[1]。死因について、その後遺族は弔問客に急性心筋梗塞と説明していた」ということであり、別に米国が射殺したとか暗殺したとかではない。死因は「急性心筋梗塞」とのことである。


まぁたしかに水島総氏は、話を大きくするために、陰謀論めいたことを話したのかもしれないが、日韓断交デモを批判する動画でも水島総氏は「排外デモに、シナ・中共工作員が入り込んでいる」と話していた。しかし、その水島氏が経営するチャンネル桜が主催(形式上は共催)する講演会にて、「日韓断交デモ」への参加をよびかける告知ビラが、チャンネル桜に頻繁に出演する人物(村田春樹氏)の手によって堂々と、まさにその会場で、配布されていたのだから、水島総氏の「日韓断交デモ批判」「ヘイトスピーチ批判」は単なるポーズなのか本心なのか、よくわからないといった具合であった。


いずれにせよ、維新を除名されて窮地にある「西村眞悟」氏を支援する趣旨で講演会を開催した水島氏の勇気は称賛されるべきであろう。あと、7月4日に公示される参議院選挙で改選となる中山恭子議員が登壇。そして次に、渦中の人物であり、本日の主役と思われる「西村眞悟」議員が登壇。例の「韓国人売春婦は日本にうようよいる」という発言を繰り返し、除名(離党)の原因となった「ミナミの繁華街で韓国人女性をみかけたら売春婦かと訪ねてみるといい」という発言については、西村眞悟氏は「実際に、50名の韓国人女性にミナミで声をかけてアンケートをとった社長がいる」として「全員が売春婦でした」と発言して、会場の笑いをとる。
国会内での維新の一議席を失うことにはなるが、橋下氏が西村眞悟氏を除名(離党)に踏み切ったのは、それなりの判断だったのだろうと思う。


ヘイトスピーチの定義とは何か?がメディアで議論になる昨今だが、いろいろと考えさせられる講演会だった。